次のステップに上がる上で大切になってくるチーム選び。
皆さん、とても頭を悩ます課題だとい思います。
選手目線、選手にとってどのようなチームが良いのか。(今回は親目線ではなく、選手目線です)
大きく分かれるのが、
そのチームは、
勝利至上主義なのか?
選手ファースト主義なのか?
どちらをえらぶかで大きく野球人生が変わってくると思います。
・もともと体格にも恵まれていて、自分のプレーに自信がある
・野球に限らず身体能力に長けている
・元チームは人数が多かったがレギュラーを外されたことがない
・全国レベルでの経験をしたい
・とにかくチームの勝ちにこだわりたい
・大会記録を残したい
・叱咤されても這い上がれるメンタルを持っている
↑こういった選手は【勝利至上主義派】かもしれません。
また、
・体格はまだまだ成長段階でこれから恵まれていくであろう選手
・まだ野球経験が短く、まだまだ伸びしろがある
・とにかく今はまだ勝ち負けよりも野球を楽しみたい
・色々なポジションを経験したい
・今後を見据えて今は試合の場数を踏みたい
・今時点は通過点なので故障防止のためオーバーワークは避けたい
・褒められて伸びるタイプ
↑こういった選手は【選手ファースト主義派】かもしれません。
これはあくまで私の主観も入っており、
またチームによってはどちらの良い部分もそうでない部分も入っていたりすると思いますが、ざっくり分けるとこういった感じかなと思います。
我が家の息子は体格にも恵まれず、
また経験も少なかったのでポニーリーグに入団して欲しかったのですが、
本人は【勝利至上主義派】のチームを選びました。
結果、ほとんど試合にも出られず、悔しい中での2年半の現役生活でした。
でも、その悔しさの中でも這い上がろうとするメンタルの強さ、
また、強いチーム、上手な選手の中だからこそ経験させてもらえたもの、
またそういったチームだからこそ、鍛えられたフィジカル。
そういう目に見えないプラスになったことはたくさんあります。
ただ、試合の場数を踏ませてあげれなかったことは親としては心残りです。
「野球は試合に出て覚えよう」
ポニーリーグの理念で私がポニーリーグが素敵だなと思った理念です。
ポニーリーグは一度下がってもまた試合に出られたり、
投球間距離や塁間も成長途中の中学生に合わせてあったり、
「今」ファーストではないところ。
「今の目の前の勝ち」よりも、
あくまで野球が大好きで上手な選手に育てる上での通過点とでも言いましょうか。
これから選手たちがどのタイミングで開花するのかわからないのだから、
今の目の前の勝ち負けは一番に考えず、とにかく選手を試合に出して経験積ませて育てる事。
これに徹底しているところが私がポニーリーグを素敵だなと思う点でした。
また、強豪チームにありがちなのは、
一学年の人数が多いこと。
これは何を意味するかというと、
一人一人の練習時間が短くなるという事・・・に繋がりかねないんです。
自チームは40人ほどでした。
人数が9人ギリギリなのに負けにくいチームってこの2年半に行う練習量が違うのかな?とふと感じる事がありました。
また中学野球であった場合は高校から声がかかりやすいとの理由で強豪チームを選ぶ選手もいます。
結局は「何に重きを置くか」・・・だと思います。
これからのステップが選手にとって良きものになりますよう心から願っております!
栗山監督の本、みなさま読まれましたか?
とんでもなく頭脳明晰な方なんだと驚愕しました。笑
栗山監督は「小平ポニー」出身だそうです。
もしよかったら皆様も。
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「栗山ノート2」も出版されていました。
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